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佐藤亜有子「花々の墓標」に死因が?

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佐藤亜有子「花々の墓標」に死因が?について

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作家の佐藤亜有子(さとう あゆこ)さんが1月5日に亡くなっていたことが

今頃になって発表になり、その死因から「花々の墓標」を背景にした

自殺説なのではないかと囁かれています

死因は睡眠薬とアルコールを併用したことによる急性薬物中毒という

ことですが、よほどの大量摂取をしない限りはそうそう死に至るような

ことはありません

本人がそれを承知で大量摂取したということであれば、自殺というのも

ぞんがい的外れとも言えないかもしれません

とはいえ、遺書でもない限りは事故死ということに落着くのが普通です

にもかかわらず、自殺に結び付けるには無理があります

しかし、そこで話に登ってきたのが、自伝的小説「花々の墓標」で

描かれている小学生の頃に父親から受けた近親性的虐待という事実です

幼少期におった心の傷が長年に渡ってじわじわと心を蝕んで、ついには

自殺につながってしまったのではないかと、一部で囁かれているそうです

真相は本人のみぞ知で、今となっては確かめる術もありません



佐藤亜有子さんの不訃報は4月6日発売の河出書房新社の文芸誌「文芸」

夏号で初めて発表されました

この中には佐藤さんの遺稿となる「蜘蛛」も掲載されており、3ヶ月も

遅れての公式発表には腹黒い意図を感じざるを得ません

しゃくではありますが、遺稿となってしまったこの作品にはもしかしたら

佐藤さんの最後の想いが込められているかもしれません

作品を通じて作家の魂を心に刻み込むことが、何よりの供養になるかとも

思います

43歳にしてこの世を去ってしまった佐藤亜有子さんという人間が確かに

生きていたのだという証を、作品を通じて感じることが我々読者からの

手向けの言葉になると思います

佐藤亜有子さんどうか安らかに


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